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[胸ポケットの膨らみに気づく。これは…オブジェ?]
「(こんなものつくったか…?)」
[見たことのないし触ったことのない木の質だ、とてもいい。だがこの彫り方は間違いなく俺のだ…]
「…一部が欠けている…(何処かぶつけたか?)」
[その欠けた部分をなぞる、何か違和感がある欠け方だ、まるで本物の花を手折ったようにちぎれている…]
「………(まるで訳が分からない…家に帰るか…)」
[そういって帰路に着いた、よく覚えている、坂の上の……何もないあの家に…]
ええ、知っています。
命蓮寺にいる響子ですね。
最初のときは僧侶と見間違っちゃいましたが。
寺子屋で理科を教えてる関係上もあって、多少気を付けないとな、とは思ってたんですが……あら、その紙片は?
[クレムが手にした書き置き……だろうか。
見て取って、そう口にして。
彼の口から聞くのは、響子が命蓮寺から居なくなったようだという言葉。]
/*
じゅ、じゅーよんふん・・・で
ねおちてた・・・・・・ちなみになんか、西洋風のでっかい学校の中にいるような夢を見てたわ。残念ながら幻想郷の誰かとも霧雨降る街の誰かとも一緒ではなかったけど。なんだか子供を案内して回ってたような憶え。
そう、ですか……それでわざわざ、こんな所まで。
……優しいんですね、クレムさん。
お節介焼きだなんて、そんなこと。
自分のことより他の相手を大事にしてあげられるのは、すごいと思います。
[大まかな所を耳にすれば、出てくるのは素直な感想の言。
心当たりは、という質問にはまず首を振って応えた。]
……いえ、見かけては……山彦を起こそうとすれば答えるだろうとは、思いますが……それでも見つからない、んですか。
[自然現象・物理現象としてのヤマビコだって、大気の流れ一つで起きたり起きなかったりする場合がある。風だけでなく、温度や湿度、反響物の状態にもよるのだし。]
[ それで、幽香との会話を思い出した。
ああ。あれは響子の事を指していたのだ。
幻想郷で耳が早いのはどっちかなんて気にすることはないけど。]
居なくなった原因、心当たりはあります。
私のせいかもしれません。
……別に、原理がどうのと言ってやった訳じゃないんですが。
[もし、その外来の知識が、幻想郷でも一般的な認識になってしまえば。神秘を剥ぎ取られた妖怪は今度こそ、実体として存在しうる場を無くしてしまうだろう。そこまでする心算は元々無かった。というか、広まろうとすれば何処かか誰かから介入が入るだろうし。]
……ただ。
響子に、「外の世界」に囚われ過ぎている、とは言いました。
「霧雨降る街」の人々に思いを寄せすぎておかしくなっている、というような事を。
思いを寄せすぎて、というのは正確じゃないですね。
……最後ですし、クレムさんには言っちゃってもいいか。
[口にして苦笑する。
冥土の置き土産に、って悪役の定番台詞のようだ。]
「霧雨降る街」の人々。
……その思いを受けすぎ、自らも思いを寄せすぎた。
その結果、幻想郷の住人としての在り方から変質してしまった。
クレムさん達が帰らなくちゃいけなくなったのは、そのせいなのだろうと私は想像しています。……ふふ。私だってそうなんですよ。幽香やレミリアといった、名だたる妖怪でさえ。
[居るだけで結界が壊れる。紫さんからはそう聞いていた>>2:25けれど、私は取り立てて博麗大結界の機構や原理にまで踏み込む知識を持っている訳ではない。]
交流を持てば変わってしまう。
それによって、幻想郷が外の世界に漏れだしていく。
[ただ、「外の世界」の彼らに話すとすれば、
――「外の世界」から来た私が解釈するとすれば、]
この地に住む皆の持った常識が、外の世界のそれと同じになってしまったなら。幻想郷は、幻想郷ではない場所になってしまうんです。
⁅▻ ┅┅┅┈┈┈┈┈┈ 反転 ┈┈┈┈┈┈┅┅┅ ◅⁆
[―――目が覚めたとき、居心地のいい真っ暗闇が無尽の吹き抜けを支配していた。霧雨降る街とは似つかない、新月の夜の静けさがある。――かと思えば、子どもの爛漫な声が、爽やかな花野に降り立つ全能感が、恋い慕う燃える情熱が、どこからかこんこんと湧き出ているようだった。
私はTreeford Sakura Garnet.
霧雨に生まれし私の名前。
思い出したのはもうひとつ。
錯乱した"この地"の記憶。
十歳も数えぬ病院にての最期のみ。
ここは意識混濁の反転世界>>4:+14。
外では機械がけたたましく鳴っている。
私は誰なのだろう。
深い知的欲求が、自らの命さえ顧みぬ。
―――するとどうか、鷺の白姿が闇に*現れたではないか*]
……幸い、というべきか。
……不幸にも、というべきか。
私にはそこまでの影響力はなくて。
こうして見送る側になっています。
……皆さんが帰還して、ここが元の状態を取り戻せたら。
……きっと。
[ 祈りや願望というにさえ曖昧な、夢の様な朧な言葉。
虚実をまぜこぜにした、奇跡には定義できない可能性。]
クレムさんが気にかけて下さったこと、あの妖怪はちゃんと気づくだろうと思います。……だから。
またお会いしましょう、とは、言いませんけれど……
ありがとうございました。どうぞ、お元気で。クレムさん。
[深々と頭を下げて、私は彼が完全に踵を返すまで。
礼を送っていたことでしょう。**]
>>+26
うん。そうだね、いかなきゃね。
けいさつと、びょういん。
[頭の中が、ぐちゃぐちゃで。わからなくて。
虚ろに言葉を復唱する。そして―――]
ねえ。どうすればいいか。
なにがとうなってるか。
解らないの。ごめん、お願い―――。
[悲しげな声で、そっと縋りついて]
たすけ。て。
運命を追わない吸血鬼 レミリア・スカーレットが「時間を進める」を選択しました。
―― 紅魔館 ――
[ 遠間から、何者だと誰何する声がかかった。
私は門番の妖怪に一礼を返す。]
こんばんは、美鈴さん。
レミリアさんはおいでですか?
[ 不審げに警戒し、拳法の構えをとる彼女。
私はある品を取り出し、美鈴へ見せる。
つい先日までの彼女の同僚。
利理の姿を象どった木の人形だ。]
貴女もこれをお持ちでしょう。同じ友人からの贈り物を持ってる方と戦うつもりはないんです。
ただ、利理の事をよく知る方と話したくなって。
レミリアさんの所まで、案内して頂けますか?
[ そう告げて、美鈴さんの返答を私は待ちました。**]
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